みなさんお疲れ様です。久しぶりに風邪を引きました暗中模索中です。笑
今回の記事はみんなが知ってるようで知らない漢方薬について書いていこうと思います。
まず、漢方薬ってなんでしょうか?生薬って?普段病院でもらう薬となにが違うの?
任せてください!調べて参りました!
それでは張り切って参りましょー!!!!!漢方薬とは、原則として2種類以上の生薬を決められた分量で組み合わせて作られたものです。
一方私達が薬と言われてイメージするものは西洋薬(新薬)といいます。
じゃあ、その両方はなにがどう違うのよ!!
なんで、西洋薬が一般的になってるのよ!!って思いますよね?
安心してください!その疑問にも答えますよ!西洋薬は、有効成分が単一のものを用いて、症状に対してピンポイントに効かせるように作られています。
その分効き目は鋭いですが、副作用も出やすいというのが特徴です。
例えば、有名なEVEの主成分のイブプロフェンは解熱、痛み止めに効くような感じです。
副作用としては、眠気が有名ですね!
一方、漢方薬は何種類もの生薬を混ぜ合わせて作られているので、複数の症状が出ているときに有効だとされていて、また、西洋薬より効き目は比較的穏やかです。(即効性のあるものもあります)
そして、西洋薬に比べて副作用が出る頻度が少ないとされています。(副作用が出ない訳ではないので要注意!!中には重篤な副作用を引き起こすこともあります)
例えば、ポピュラーな漢方の葛根湯は寒気、頭痛、肩こり、筋肉痛、じん麻疹に効くそうです。
また、葛根湯には葛根(カッコン)麻黄(マオウ)桂皮(ケイヒ)芍薬(シャクヤク)甘草(カンゾウ)大棗(タイソウ)生姜(ショウキョウ)
と7種類もの生薬が入っています。
ちなみに生薬は、簡単に言うと乾燥させて持ち運びしやすくした植物や鉱石等のことを言います。
これは憶測でしかないのですが、おそらく西洋薬のほうが効き目が強く結果が出やすい為、処方されやすいのかもしれませんね!
ここまで理解できてますか?眠くなっていませんか?
あともうちょっとなので頑張ってくださいね!漢方薬は西洋薬のように症状に合わせて薬を選ぶわけではなく、その患者の体型やそのときの体調に合わせて選びます。(例外もあります)
つまり、同じような症状でもその患者によって選ばれる漢方が異なるということです。
その基準になるのが「証」と「気、血、水」の分類に分かれます。
証とは実証、中間証、虚証の3種類に分かれます。
・実証
体力がある
筋肉質
血色がよく、肌ツヤがある
大きくて太い声
胃腸が強くて便秘気味
暑がり
・虚証
体力がなくて弱弱しい
細くて華奢
顔色が悪くて肌が荒れやすい
細くて小さな声
胃腸が弱くて下痢をしやすい
寒がり
中間証はこの間に当てはまる人のことをいいます。つまり、証とは体質のことですね!
ちなみに、暗中模索中は実証よりです!笑
つぎに「気、血、水」についてです。
漢方では、人の体は「気、血、水」の3つの要素が体内をうまくめぐることによって、健康が維持されていてこれらが不足したり、偏ったり、滞ったりすることで不調や病気になると考えられています。
例えば
・気の不調
気虚・・・無気力感、疲労感、だるさ、食欲不振
気滞、気うつ・・・頭重、のどのつかえ、息苦しい、腹部膨満感
気逆・・・のぼせ、動悸、発汗、不安感
・血の不調
瘀血(おけつ)・・・月経異常、便秘、肩こり、腹部の圧痛、色素沈着など
血虚・・・貧血、皮膚の乾燥、脱毛、血行不良
・水の不調
水毒、水滞・・・むくみ、めまい、頭痛、下痢、排尿異常など
つまり、そのときの体調のことを指します。
これらのことを総合的にみてその人にあった漢方を選ぶことになります。
漢方薬は体質を選ぶというのは恐らくここから来ているのでしょうね!
ちなみに葛根湯は実証の人向けの漢方だそうですよ!みなさん知っていましたか?
以上で今回の記事は終わりにしたいと思います!
みなさんどうでしたか?難しかったですか?
私にはすごく難しかったです!笑 だいぶ苦労しました!笑もう疲れたので寝ます!!みなさんアディオス!!!!
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